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TOEIC公式問題集の使い方をわかりやすく徹底解説

TOEIC公式問題集vol10

TOEICを受験するなら決して避けては通れないテキスト、それが公式問題集。

本番とまったく同じ形式でトレーニングできるので(たとえばリスニングのナレーターが本番と同じ人)、これを周回する以上の学習法はないんですよね。

何度も公式問題集を解いているうちに、TOEIC用の語彙が身につき、リスニングとリーディングの仕様にも慣れ、有効な時間配分もできるようになっていきます。

このTOEIC公式問題集、2024年現在の時点で第10巻まで出ています(旧形式時代のも含めればもっと出てる)

値段が高いのがネック。最近値上がりして、税込み3,300円になってしまいました。

それでも買うしかない。

とはいえ最新のものを1冊だけでオーケーです。テスト2回分が収録されているので十分。これを何周もします。

古いものは現在の試験と形式が違っていたりするので、かならず新しいものを買うようにしてください。

ではこの公式問題集、どうやって使っていったらいいのか?

以下、わかりやすく解説します。

まずは問題を解いてみる(パートごとにでいい)

まずはいきなり問題を解いてみましょう。

ここでTOEICがどういう試験なのか、どういう形式で出題されるのか、どのくらいの難易度なのか、時間制限はどのくらいの厳しさなのか、などが把握できます。

本番と同じノリで120分ぶっ通しで解くのが理想ではある。

しかしこれができる人はそう多くないと思う。

実際、僕はできませんでした。

最初はもちろん全然わからない問題ばかりなわけで、それで120分も集中しつづけるのは苦行そのものなんですよね。

だからまずはパートごとに分けて解いていけばいいです(繰り返しますが、体力と気力がある人は120分ぶっ通しが理想ではある)

 

TOEICは全部で7パートあります。

・パート1(写真付きリスニング)
・パート2(短文の会話リスニング)
・パート3(複数人の長文会話リスニング)
・パート4(一人の話者による長文リスニング)
・パート5(短文の文法問題)
・パート6(文法とちょい長めの長文のミックス)
・パート7(膨大な分量の長文読解問題)

これらを以下のように分割して解くのがよいでしょう。

・まずパート1~2を一気に解き、軽く答え合わせ
・次にパート3をまとめて解き、軽く答え合わせ
・次にパート4をまとめて解き、軽く答え合わせ
・次にパート5とパート6をまとめて解き(時間制限15分で)、軽く答え合わせ
・最後にパート7をまとめて解き(時間制限60分で)、軽く答え合わせ

 

TOEICは120分の試験で、リスニングパートが45分、リーディングパートは75分です。

リーディングパートを解き終えるには、パート5,6を15分で解き、パート7の長文読解に60分を残すという時間配分が理想になります。

だからとりあえずこの時間配分を意識して解いていきます。

といってもパート7はほぼ100%の確率で最後まで終わらないと思います(終わったら異常)。その場合は時間制限の厳しさを確認したうえで、時間をかけて最後までじっくり解いてみればいいです。

 

以上のようにテスト1回分を5分割し、1日1つの区分けをクリアしていくなら、5日で終わる計算です。

僕はパート1から3までで1日、パート4から6までで1日、パート7で1日と、3日で終わらせました。

答え合わせは軽くでいいです。がっつりした復習はこの後の作業でやっていくので。

これでテスト1の一周目が終わりです。

 

じっくり復習して理解度を完全に仕上げる

公式問題集にはテスト2回分が収録されています。

テスト1が終わってテスト2に進むかというと、そういうことはしません。

むしろテスト1を復習していきます。

一応答え合わせはして、間違えたところの解説もざっとは読んだかと思いますが、それだけじゃ不十分なんですよね。

ガッツリ復習して習熟度を上げていく作業が必要です。

どうやって復習すればいいのか?

 

リスニングパートの復習

まずリスニングパートを復習していきます。

間違えた問題はもう一度解いてみましょう。

解説を読んでどこをどう間違えたのか確認。聞き取れなかった箇所はえんぴつで印をつけます。

TOEIC公式問題集のリスニング問題解答

TOEIC公式問題集10より引用

 

英単語も暗記します。

とくにパート3とパート4の解説には、「Words & Phraases」といって重要語句がページ下に記載されていますよね。これは全部覚えます。

TOEIC公式問題集のリスニング問題解答(フレーズ集)

TOEIC公式問題集10より引用

 

間違えた問題の英文はオーバーラッピングします。

オーバーラッピングはモデル音声に合わせて、自分もテキストを見ながら音読する学習法。これを4~5回ぐらいやるとよいでしょう。

あいだにシャドーイングを挟むのも効果的。こちらはテキストを見ないで、モデル音声に沿って英語を発話していくトレーニング法です。

オーバーラッピングではわかっているつもりだった箇所が、実は聞き取れていなかった。シャドーイングすると、こういう事態がけっこう出てきます。そうしたらその箇所を意識してまたオーバーラッピング。

オーバーラッピング→シャドーイング→オーバーラッピングと、復習では最低でも3回はスクリプト(台本)を音読することになります。

時間に余裕があるなら、間違えた問題だけでなく、すべてのリスニング問題でこのトレーニングをするのがおすすめです。

 

リーディングパートの復習

リスニングパートが終わったら、次にリーディングパートを復習していきます。

まずはパート5の文法問題から復習。

正解できなかった問題の解説を読んでどこをどう間違えたのか確認。文法の理解を完全なものにします。

文法テキストに立ち返って確認する必要が出てきたら、さらっと文法書を紐解いてみるのもよいでしょう(おすすめは『総合英語エバーグリーン』)

時間に余裕があるなら、正解した問題の解説もざっと読んでおくほうがいいです。

知らなかった文法事項や英単語があったら、その場で覚え込みます。

 

パート6も同じ要領でざっと復習。

ここはパート5とパート7のミックスなので、特別な対策とかはしなくていいと思います。パート5とパート7の勉強をしていれば、パート6も自然とできるようになるので。

 

最後にパート7の復習に突入。

ここもまず間違えた問題の解説を読み、理解を完璧なものにします。どういうふうに読解すればよかったのか完全に腑に落ちるまで解説を読むのが重要。

知らない単語が原因で点を落としていたらその単語を暗記。

そして次に音声を利用して長文を読みます

現在のTOEIC公式問題集にはリーディングパートにも音声が付属しています(Vol5からリーディング音声が付くようになった)。abceedというサイトにいけば簡単にダウンロード可能。

TOEIC公式教材の音声ダウンロードについて|IIBCからのお知らせ一覧|IIBCについて|IIBC
オトバンクにおけるTOEIC公式教材の音声ダウンロードサービス終了に関するお知らせページです。

これを利用してリーディング力を上げていきます。

まずはモデル音声を聞きながら長文を黙読していきます。これだけで速読力はアップします(ついでにリスニング力もつく)

そして次にモデル音声にしたがって同じ文章を今度はオーバーラッピングします。リスニングのときにやった学習法と同じやつ。

モデル音声を完コピしつつ音読。これがリーディング力アップのための奥義。

音読すると返り読みができませんから、自然と左から右へと読み下す読解法も身につくのです。

 

しかもこうして習熟度を上げた長文音声は、聞き流しの教材へと変化します。

スキマ時間とか散歩の時間とかに聞き流すのなら、こうしてマスターし終わった英文を聞くようにしてください。新規の音声を聞き流しても効果はでません。

こうやって繰り返し音声を聞いていると、リーディング力とリスニング力がアップするうえに、TOEICに特有のフレーズや場面設定などもどんどん吸収でき、実力が伸びていきます。

ただ理解しただけで復習フェーズを終わりにせず、その理解した文章を何度も再利用して習熟度を極限まで上げていくのが重要です。

 

復習のほうにじっくり時間をかける

おわかりのように、テストを解くよりも、その復習のほうに時間がかかります。

一気にやるのはまず無理。

ということで細かく分割してやっていきます。例えば休みの日曜日に公式問題集を解き、平日のあいだはその回の復習というふうに。

月曜から水曜まではリスニングパートの復習。木曜から土曜まではリーディングパートの復習、とか。

1日30分~60分もやればかなりの習熟度までもっていけるでしょう。

 

テスト1の周回に突入する

テスト1を解き、さらにその復習まで完了しました。

しかしまだテスト2には進みません。むしろテスト1の周回に突入します。

今度はパート1からパート7までぶっ通しで解いてみるのが理想。

まだきついという人は、今度はテストを2分割しましょう。リスニングセクションとリーディングセクションに。

 

それが終わったら、さらにテスト1の3週目に突入。

今度こそ最初から最後までぶっ通して解きます。もちろん制限時間は設けて本番形式で。

すでに周回し、解説も読んで、復習によって習熟度を上げた回。かなり負荷が下がっているはず。

これでテスト1の学習は完了です。

 

ようやくテスト2に突入

ここまできてようやくテスト2に取り組みます。

基本的にはテストと同じことを繰り返していきます。

自信のある人は最初からぶっ通して解いてもいいでしょう。

テスト1を始める前に比べれば、英語力自体も、TOEIC形式へのチューニング度合いも、比較にならないほど向上しているはず。

テスト1の初回と比べれば、けっこう点数アップしていると思います。

 

本番直前にもう1周

TOEIC試験の本番直前に、テスト1とテスト2の両方をもう1周します。

これで本番試験に向けたチューニング完了。

1つのテストは最低でも4周することになるわけです。テスト1とテスト2の両方を合わせれば最低8周。

週1でテストを解くと考えれば、8周するには2ヶ月近くかかります。

だから公式問題集は1冊だけで十分なんですね。2冊も3冊も買うと、よほどの長期戦で臨まないかぎりは、それぞれの習熟度が浅くなる危険性があります。

もしもまたTOEICを受けるとなったら、そのとき出ている最新刊を買って、また同じ作業をしていけばいいんです。

 

まとめ

以上、TOEICの公式問題集の使い方を解説してきました。

最後にざっくりとまとめておきます。

・公式問題集は不可避
・いちばん新しいやつを1冊だけ買えばいい
・まずはいきなりテスト1を解いてみる
・体力と気力に自信がなければセクションごとに分割して解けばいい
・テストを解くよりもその復習に時間をかける
・リスニングの復習はオーバーラッピングとシャドーイングが鍵
・リーディングの復習も音声を使い、オーバーラッピングで読解力を高める
・テスト1回分につき最低でも3周する
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