「英語を活かした在宅副業って、何があるの?」
「TOEICや英検を取ったけど、活用できていない…」
そんなあなたに向けて、英語スキルを収入につなげる具体的な方法をまとめました。
今回は、初心者でも始められる英語系副業を7種類ピックアップ。
英会話講師や翻訳だけでなく、意外な副業アイデアもご紹介します。副業初心者の方にも、きっとヒントになるはずです。
① オンライン英会話講師(日本人講師枠あり)
「英語を教えるなんて、ネイティブじゃないと無理」と思っていませんか?
実は今、日本人講師の需要が急増しています。初心者や中高年の学習者にとっては、日本語で文法を解説できる講師のほうが安心感があるためです。
オンライン英会話スクールでは、日本人講師専用の枠を設けているサービスも増えており、TOEIC700点以上や英検2級レベルからスタートできる案件もあります。
指導経験がなくても、マニュアルや研修制度が充実しているところも多いため、未経験からでも挑戦しやすいのが魅力です。
また、Zoomなどを使った個人レッスンを提供する方法もあります。たとえば、子ども向けの英語指導、受験対策、社会人向けのビジネス英語など、得意分野を活かせば継続的な受講者を獲得しやすくなります。
【おすすめのプラットフォーム】
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ワールドトーク:日本人講師専門のオンライン英会話サービス。指導経験ゼロでもOK。
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スピークバディ パーソナルコーチング:英語コーチとして登録可能(上級者向け)。
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ココナラ:自分で「英語レッスン」「英語学習相談」などを出品可能。
【こんな人におすすめ】
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英語学習の経験を誰かの役に立てたい人
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日本語で丁寧に教える力がある人
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在宅で安定収入を目指したい人
② 英文翻訳・英文校正(クラウド案件)
英語が得意な人にとって、翻訳や英文校正の仕事は昔から人気のある副業です。
「でも、最近はAI翻訳が進化してるし、人間の翻訳なんてもういらないのでは…?」と不安になる方もいるかもしれません。
たしかに、ChatGPTやDeepLなどの機械翻訳は、日常的な情報取得には十分な精度を持っています。しかし実際の現場では、「AI翻訳では対応しきれない領域」が多く存在します。
たとえば以下のようなケースです:
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ニュアンスやトーンが重要なマーケティング文書
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専門用語や業界知識が求められる技術文書や契約書
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自然で読みやすい日本語へのローカライズ
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小説など、表現のセンスが問われる文章
こうした分野では、AI翻訳の出力を人間がチェック・修正する「ポストエディット」の仕事が絶えません。また、最初から人間に依頼するニーズが依然として高いのです。
さらに、最近では「クラウドワークス」のようなプラットフォームで、個人でも気軽に翻訳案件を受けられるようになりました。
英文校正や英作文の添削といった、比較的取り組みやすい仕事もあり、副業として始めるには適した分野です。
【おすすめのプラットフォーム】
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アメリア:プロ・副業問わず翻訳案件が掲載される業界最大級の求人サイト
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Gengo(ゲンゴ):短文中心のクラウド翻訳。初心者向けテストあり
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Conyac(コニャック):翻訳から通訳・ローカライズまで多様な案件
【こんな人におすすめ】
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英語の読解・ライティングが得意な人
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文章の細かいニュアンスを大切にできる人
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コツコツと作業するのが好きな人
翻訳者ネットワーク「アメリア」について、詳しくはこちらの記事で解説しています↓

③ 海外ECサイトの商品リサーチ・出品代行
近年、海外向けの物販ビジネス(いわゆる「越境EC」)が注目を集めています。
その中でも、副業として手を出しやすいのが「商品リサーチ」や「出品代行」といった業務です。
英語を使ってリサーチを行ったり、出品ページを翻訳したりするため、英語力を活かせるうえ、専門的な知識や資格がなくても始めやすいのが魅力です。
たとえばこんな仕事があります:
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Amazon.comへの出品をサポートする在宅ワーカー
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eBayやBUYMAの商品リサーチ(海外サイトで売れ筋を調べる)
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海外からの仕入れサポート(英文問い合わせやトラブル対応)
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英語での商品説明文作成・翻訳
特にBUYMAでは、海外ブランドを扱う個人バイヤーのアシスタントとして、英語での買い付け連絡や商品説明作成を請け負う案件が多く出ています。
また、Amazon輸出やeBayなどの出品代行も、クラウドソーシングサイトで頻繁に募集されています。
【おすすめの仕事探しサイト】
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クラウドワークス・ランサーズ:BUYMAリサーチ、Amazon出品代行など多くの案件あり
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Indeedや求人ボード:在宅アルバイトとしてECサポートの募集が出ることも
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スキルマーケット(ココナラ):BUYMAリサーチ代行を自分で出品するのもあり
【こんな人におすすめ】
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商品を探したり比較したりするのが好きな人
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簡単な英語を読む・書くことに抵抗がない人
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海外ブランドやファッションに興味がある人
英語力があれば、現地のショップや公式サイトから正確な情報を引き出すことができ、クライアントからの信頼も得やすくなります。経験を積めば、自分でBUYMAやeBayでの販売に挑戦することも可能。
「英語+EC」という組み合わせは、今後ますます需要が高まる分野といえるでしょう。
④ 海外在住者向けの事務サポート・バーチャルアシスタント
英語を活かしながら、裏方として誰かを支える仕事をしたい――
そんな人におすすめなのが、海外在住者や海外企業向けの事務サポート(バーチャルアシスタント)です。
在宅で働けるバーチャルアシスタント(VA)は、企業や個人事業主の業務をオンラインで代行する仕事。
その中でも英語を使う場面が多いのが、海外在住の日本人や、グローバルに活動する日本人起業家のサポート業務です。
仕事内容の一例
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英文メールの送受信、スケジュール調整
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海外のWebサービスの調査・登録代行
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海外顧客とのやり取りサポート
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ECサイトやSNSアカウントの管理
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旅行や出張の航空券・ホテル予約(英語での問い合わせ)
クライアント自身が英語が得意でない場合、「英語を読める・書ける」というだけで非常に頼りにされます。英会話が苦手でも、チャットやメール中心の業務が多いため安心です。
【おすすめの仕事探しサイト】
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クラウドワークス/ランサーズ:海外事業サポートの業務委託案件あり
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ココナラ:海外向けリサーチや英語メール代行など、自分で出品も可能
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キャリアクラウド/HELP YOU:在宅バーチャルアシスタントの求人に特化
【こんな人におすすめ】
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裏方として細かい作業を丁寧にこなせる人
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英語の読み書きはできるが、話すのはやや不安な人
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スケジュール管理や事務作業が得意な人
特別な資格や専門知識がなくても、英語力を活かして十分に活躍できる分野です。
仕事を通じて実践的な英語スキルが身につくのはもちろん、信頼されることで長期契約につながるチャンスもあります。
⑤ 海外のクラウドソーシングで受注(Upwork / Freelancer)
英語がある程度使えるなら、ぜひ挑戦してみてほしいのが海外のクラウドソーシングプラットフォームです。
たとえば「Upwork」や「Freelancer.com」などが有名で、世界中のクライアントから仕事を受注することができます。
報酬は米ドルやユーロで支払われるため、日本のクラウドソーシングよりも単価が高い傾向にあります。
もちろん英語でのやりとりが基本ですが、文法的に完璧である必要はなく、「仕事を遂行できる最低限の実用英語」があれば十分スタート可能です。
受注できる仕事の一例
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英語→日本語/日本語→英語の翻訳
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海外ECサイトやアプリのローカライズテスト
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英語での商品レビュー・記事作成(※専門知識不要な案件もあり)
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日本語を話すユーザーへのカスタマーサポート
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調査・リサーチ(日本のWeb情報を英語で要約)
「英語+日本語」というスキルを活かすニッチ市場が、実は海外には豊富にあります。
【おすすめのサービス】
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Upwork:世界最大級のクラウドソーシング。初心者向けガイド記事とセットで紹介すると◎
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Freelancer.com:中小規模の案件も多く、採用率が比較的高い
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Fiverr:自分のサービスを出品するスタイル(ココナラの海外版)
【こんな人におすすめ】
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海外の仕事にチャレンジしてみたい人
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英語での実務経験を積みたい人
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「英語が使える=稼げる」ことを体感したい人
【始め方のポイント】
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プロフィール文や提案文(Proposal)は、短くても丁寧な英語で
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自分の強みを「日本語+英語」で表現すると差別化しやすい
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日本文化や日本語知識が活かせる仕事を狙うのがコツ
初めは慣れないかもしれませんが、実績が1件でも付けば、その後の受注が一気に楽になります。
「英語を学ぶ」だけでなく、「英語で稼ぐ」という体験を積むには、これ以上ない実践の場といえるでしょう。
⑥ 海外アフィリエイト(AmazonやClickBankなど)
「英語で稼ぐ」と聞いて、真っ先に思い浮かべるのは翻訳や英会話指導かもしれませんが、実は海外向けアフィリエイトも立派な在宅英語副業のひとつです。
英語でブログやSNSを運営し、英語圏のユーザーに向けて商品を紹介することで、米ドルなどの報酬を得ることが可能になります。
このようなグローバルなアフィリエイト市場には、日本国内とは違った大きな可能性があります。
代表的な海外ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)
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Amazon.com アソシエイト:英語圏のAmazon。書籍やガジェットなど幅広く紹介可能
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ClickBank(クリックバンク):情報商材やデジタル商品が中心。報酬率が高い(50%以上もあり)
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CJ Affiliate(旧Commission Junction):企業案件が多く、本格的にアフィリエイトを行いたい人向け
これらのASPは、英語での登録・申請が必要ですが、一度設定してしまえば、日本にいながらでも英語圏の市場にアクセスできます。
【こんな商品が狙い目】
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英語教材(TOEFL、IELTS、リスニング練習など)
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ビジネス系の電子書籍(自己啓発、マネジメントなど)
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海外製のソフトウェアやWebサービス(例:VPN、語学アプリ、グラフィックツールなど)
【こんな人におすすめ】
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英語で文章を書くことに挑戦したい人
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海外のトレンドや市場に興味がある人
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日本語のアフィリエイト市場に限界を感じている人
【注意点とポイント】
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英語力は「完璧」よりも「自然さ」が大事。AI翻訳+自力で十分始められます
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最初から高収益は難しいが、中長期で積み上げれば資産性がある
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SNS(X, Pinterest)やYouTubeと連動すればアクセスを伸ばしやすい
日本語のブログで戦うよりも競合は強いかもしれませんが、そのぶんリターンも大きいのが海外アフィリエイトの魅力です。
英語を活かして世界に向けて発信し、「言葉の壁を超えて収益を得る」という体験は、英語学習のモチベーションにも大きくつながります。
⑦ ココナラで英語スキルを商品化
「自分の英語力はまだプロレベルじゃないし、副業なんて無理……」
そう思っている人に試してほしいのが、ココナラでのスキル出品です。
ココナラは、誰でもスキルや知識を商品として出品できるプラットフォーム。
英語力を活かした出品ジャンルは非常に幅広く、初心者でもチャレンジしやすい環境が整っています。
たとえば、こんな出品が可能
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英文の添削・リライト(短いメールや自己紹介文など)
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英語学習の相談・学習プランの作成
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シャドーイングや音読のフィードバック
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英語面接や英作文の練習サポート
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英語での履歴書(レジュメ)添削
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オンライン英語レッスン(Zoomなどで実施)
出品のハードルが低いため、「これで本当に売れるの?」という内容でもニーズがある場合があります。
特に初心者や中高年の英語学習者、ビジネス英語に悩む社会人など、プロではないからこそ共感される強みが活きます。
【出品のコツ】
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価格は最初は1,000〜2,000円で設定し、実績を積む
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実際に自分が困った経験や工夫をベースにサービスを組み立てる
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出品ページは「誰に・何を・どう役立つか」を明確に
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口コミ・評価がつけば、リピートや高単価化も狙える
【こんな人におすすめ】
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英語が得意だけど、いきなり翻訳や講師はハードルが高いと感じている人
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人の相談に乗ったり、学習サポートをするのが好きな人
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自宅でできる副業を気軽に始めたい人
✅ココナラの公式サイトはこちら→️無料会員登録してサービス内容を見る
まとめ|英語力は立派な武器。今こそ収入に変えるチャンスです
英語を学び続けてきたあなたには、すでに大きな武器があります。
たとえネイティブのように話せなくても、読み書きができるだけでも十分にチャンスはあります。
本記事で紹介した副業は、いずれも自宅で始められるものばかり。しかも、未経験OKのものも多く、いま持っている英語力をそのまま活かすことができます。
「もっと上手になってから始めよう」と思っていては、いつまで経ってもチャンスは訪れません。
まずはひとつ、小さなことから始めてみてはどうでしょうか?
実際に誰かの役に立てたとき、英語学習の意味がまったく違って見えてくるはずです。
英語は、勉強して終わりではなく、使って初めて本当のスキルになります。
あなたの英語力が誰かの助けになり、それが報酬として返ってくる――そんな経験を、ぜひ在宅副業という形で手にしてみてください。