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英語で理数系を勉強するならこれ【洋書から動画まで】

英語上達のカギは英語の大量インプット。

そして大量インプットを継続するコツは、興味のある題材で英語に触れることにあります。

たとえば理数系ジャンルに関心のある人なら、理数系の洋書や動画を使うのがおすすめ。

ということでここでは、理数系ジャンルのおすすめ本と動画を紹介したいと思います。

なおその他ジャンルのおすすめ洋書については以下の記事から参考にしてみてください。

洋書の多読ならこれを読もう【ジャンル別おすすめの名作13冊】
英語学習の王道といえば洋書の多読。語学達人は決まって多読をおすすめしてきますよね。 どういったものを読めばいいのでしょうか? この記事では僕が読んだことのある約200冊のなかから、とくに面白くて読みやすい本を紹介します。 ...

『英語対訳で読む理科入門』(じっぴコンパクト新書)

隠れた良書。中学校で習う理科の内容を英文で解説する本です。

生物から始まり物理、地学、惑星科学など。光合成とか等速直線運動とかの中学の理科でおなじみの内容が登場します。

新書サイズでボリュームは約200ページ。見開きの左側に英文、右側に日本語訳がのっています。

索引がついていないこともあり、単語帳のような使い方はできません。あくまでも多読用のテキストとして考えるのが正解だと思います。

 

『英語対訳科学の疑問』(じっぴコンパクト新書)

こちらも同じシリーズから。身近な疑問に科学的な説明を与えてくれる内容になっています。こっちのほうが理数系に興味のない人でもとっつきやすいかも。

文章は同じくらい読みやすいです。おそらく高校生でも読めるでしょう。

内容的には次のような疑問に答えてくれます。

・太陽はどうして、ずっと燃えているの?
・山の上は太陽に近いのに、どうして寒いの?
・恐竜はなぜ、絶滅したの?
・魚は眼を閉じないけれど、寝ないの?
・深海魚はなぜ、水圧に押しつぶされないの?
・なぜ、鏡に姿が映るの?
・時計の針はどうして、右回りなの?
・どうして、録音した自分の声は変なの?
・飛行機はなぜ、飛ぶことができるの?

 

テーマ別英単語Academic上級 自然科学編

Z会の速読英単語シリーズ。これはたぶん同シリーズで最難関のテキスト。

しかし期待したほどのゴリゴリの理系的内容ではありません。ちょっと人文寄りな内容もあったりしつつ、総合的な感じ。たとえばタレブの『ブラックスワン』とかレイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』とかが収録されていたりします。

理系分野に特化した内容と英単語を拾っていきたいなら最初に紹介した2冊のほうがおすすめ。文章の難しさはこっちのほうがはるかに上。

この参考書の最大の長所は、音声が付属しているところです。リスニング、シャドーイング、聞き流しと、様々に応用が可能。

 

A Short History of Nearly Everything

イギリスの紀行作家ビル・ブライソンによるベストセラー。邦題は『人類が知っていることすべての短い歴史』。

ビッグバンから現在のわれわれにいたるまでの宇宙の歴史を一気に物語る本です。その過程であらゆる自然科学のジャンルにふれるので、科学史の本としても読めます。伝記的な記述もけっこう充実していて、科学者の変人エピソード集としても楽しめる。

文章はかなり難しめ。ユーモアを飛ばしまくる、色んな意味で高度な英語です。いきなり原書に挑戦するのは相当な実力がいるかも。新潮文庫から日本語訳が出ているので、そっちを先に読んでおくといいでしょう。

 

Reality Is Not What It Seems

量子重力理論の第一人者である物理学者カルロ・ロヴェッリのベストセラー。サイエンス書にもかかわらず本国イタリアでは文学賞を受賞した模様。

古代ギリシアから現代の量子力学の最前線にいたる、物理学の歴史を解説した本です。一般読者向けの啓蒙書なので、説明はわかりやすく明快。ただし内容そのもの(とくに終盤)は難しいです。

文章の読みやすさという点では、上述のビル・ブライソンよりもこっちに軍配が上がります。英語圏は専門的な本のほうが文章が易しく読みやすいんですよね。逆に詩とか小説は難しいです。ある程度の専門知識さえあれば、文学よりも専門書を読んでいったほうが楽。

 

Fermat’s Last Theorem

こちらは数学の本。サイモン・シンのベストセラーです。邦題は『フェルマーの最終定理』。

フェルマーの最終定理という視点から数学史を一望してくれるところが長所。繰り返し出てくる用語を辞書で引いていくと、数学用語が自然と身につきますよ。

これも文章が読みやすいです。また解説も明快で、数学がよくわからなくても楽しめます。

 

オーディオブックの活用で多読効果がブースト

洋書を読むときは、オーディオブックを活用すると読書の効果が高まります。

音声を聞きながら文章を読むと、返り読みができなくなりますよね。したがって速読のコツが身につくのです。

もちろんリスニング力も伸びます。

耳から聞くだけだと負荷が高いので要注意。その場合はすでに読んだことがある洋書を聞くのがいいでしょう。

まずふつうに洋書を読む→スキマ時間にその本のオーディオブックを聞いて内容を復習する、という使い方も強力。

Amazonが提供しているオーディブルなら、最初の一冊が無料で入手できます(なるべく高価なやつを選びましょう)。

まずは30日間の無料体験から試してみるのがおすすめです。

→オーディブルの無料体験はこちら

和書と違って洋書のオーディオブックは品揃えが圧巻。数学やサイエンスでも色々なベストセラーがオーディオブック化されています。

オーディオブックをまだ使ったことのない人は試してみてください。

 

カーンアカデミー

そして最後は動画の紹介。

カーンアカデミーの動画を見ることをおすすめします。

カーンアカデミーは学生の独学のために講師陣が授業をしてくれるサービス。全部無料で見れます。実際の学校同様に内容は幅広いですが、理系中心になっています。レベルは小学校~高校。

英語字幕を付けて見ればリーディングにもなりますよ。

Youtubeで動画をいちいち検索するのはめんどくさいので、公式サイトから見るのがおすすめです。スマホならアプリも出ています。

 

以上、理数系のおすすめ洋書でした。

英語の多読は年間100万語を意識するといいですよ。

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