英語で経済を勉強したいならこれ【おすすめの洋書と参考書7冊】

経済系の英語ってどうやったら身につくのでしょうか?

いきなり経済系の英字新聞を読むのは無謀です。そもそも新聞の英語ってむずかしいですからね。専門知識以前に、文章で玉砕される可能性が高いです。

また仮に英文が読めたとしても、経済系の専門用語がたくさん出てきて内容があまり理解できないというパターンも多くなるかと思います。

ということでまずは経済英語に特化したテキストで学習するのが吉です。ここで基礎を身につければ英字新聞とか英語ニュースとかに取り掛かるのも容易になります。この順番がおすすめ。

どんなテキストを使えばいいのでしょうか?

以下、僕が使ったことのある本から特におすすめの7冊を紹介します

柴田真一『金融英語入門』

まずはここから始めましょう。柴田真一による定評のあるテキストです。

全部で4章。各章が5つのセクションから成ります。

最初に金融市場や株式や債権を日本語でわかりやすく説明してくれます。

その次に基本和訳演習として短文の英作文が5題。基本読解演習として短めの長文が1題。そして最後に必須ボキャブラリーの紹介と続きます。

巻末に読書案内があって、これもすこぶる有益。

柴田真一『使える金融英語100のフレーズ』

これも柴田真一の本。金融分野で頻出する英語フレーズを100個紹介するという内容です。

左側のページでそのフレーズが使われる場面を解説。小ネタも混じえながらわかりやすく説明してくれます。

右側のページではそのフレーズを組み込んだ例文(どれも経済や金融に関する実践的な文)を5つほど紹介するという流れ。

この例文を使って瞬間英作文みたいな使い方ができます。最終的にすべて暗記してしまえば、相当強力なストックになるでしょう。

もちろんただ読むだけでも良質なインプットが得られます。

『金融英語の意味と読み方』

これは隠れた良書。およそ120個の金融用語を解説してくれます。

ページの左側にて日本語でその用語を解説。やや解説のレベルが高いです。

ページの右側ではその用語を含む長文を読解するという流れ。長文は海外の金融系サイトなどから引っ張ってきたものが多く、かなりレベルが高いです。和訳の質も高くて、こういう分野で使われる日本語の勉強にもなりますね。

柴田真一のテキストは短文が主体でしたが、こちらはやや長めの文章が読めます。入門書と洋書・英字新聞を橋渡ししてくれる中級者向けのテキストです。

西山茂『英文会計の基礎知識』

これは会計のテキストです。損益計算書、バランスシート、キャッシュフロー計算書などの読み方が解説されていきます。

日本語での解説が主体ですが、重要語彙は英語で記載されているので、会計分野でどのような英語が使われるのか理解できるようになります。

ただし記述はけっこう堅いので、会計そのものに入門するなら別の本を使ったほうがいいです。おすすめは朝日新書から出ている『財務三表一体理解法』。あれを先に読んでおくと、本書もスイスイ読み進められます。

英語の量は少ないので、会計分野の英語を大量インプットするには別の本を使う必要がありますね。それには以下で紹介するEssential of Accountingが一押しです。

All You Need To Know About The City

ここからは洋書になります。まずはクリストファー・ストークスのAll You Need To Know About The City。これは隠れた良書です。

The Cityというのはロンドンの金融市場のこと。企業の資金調達、合併・買収、債権、銀行の活動、機関投資家、デリバティブ、証券化などがわかりやすく解説されていきます。

英文は読みやすく、ノリも堅くないです。読み物としてみてもわりと面白い。

基礎知識ゼロでこの洋書を読んだら苦労するでしょうけれど、上述したテキストを消化していれば、すでに習ったことを復習する感じでスイスイ読めます。そしてもっと高度な洋書やニュースを読むための下地ができあがります。

Essentials of Accounting(アンソニー会計学)

これは海外のビジネススクールで使われる、会計の王道テキストです。

ドリル形式になっているのが特徴。ページの左側に会計に関する英文がのっていて、一部空欄になっていたり選択肢になっていたりします。ページ右側には解答がついてます。

英文は易しく、会計の知識がそこそこあればスラスラ読めます。ドリル形式なので飽きにくいのもポイント。何度も繰り返して読む価値がありますしね。

英文もけっこうな量になるので、会計分野の英語インプットはこの本で事足ります。知識の吸収にも整理にも効果を発揮する名著。

Principles of Economics(マンキュー経済学)

経済学者グレゴリー・マンキューが書いた、経済学の教科書。非常に評価の高いテキストで、世界中の大学で使われています。

これまた英文が読みやすい。そして内容も非常にわかりやすく、しかも面白いのです。日本人が書いた経済学の本でここまでわかりやすく面白いテキストはなかなかないと思います。しかも中身はちゃんと高度ですからね。

膨大なボリュームゆえ、通読すれば大量のインプットを達成できます。

 

英字新聞にもチャレンジしてみましょう

以上、英語で経済を勉強するためのおすすめ本を紹介しました。

経済の基礎知識と英語の経済用語をある程度マスターすると、英字新聞を読むのもだいぶ楽になります。

慣れてきたら英字新聞に挑戦してみるとよいでしょう。

英字新聞はとりあえずジャパンタイムズ・アルファとジャパンタイムズだけ検討してみればオーケーです。

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