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英語学習初心者がやりがちな失敗7選【避ければ努力が無駄にならない】

英語学習には、初心者がやってしまいがちな失敗がいくつもあります。

逆にいうと、それらを回避すれば、がんばったぶんだけ効果的に実力が伸びていくということ。

この記事ではそのありがちな失敗を7つ挙げてみました(ちなみに体験談です)。

先人(僕も含む)と同じ過ちをくりかえさないよう、参考にしてみてください。

1. 空き時間で新規の英語音声をリスニング

通勤や通学、買い出しなどの時間を利用して英語のリスニングをするのは王道の学習法ですよね。

しかしここで気をつけたいのは、なるべく学習済みの音声を聞くべきだという点。

外を歩いているときって、どうしても集中力が低下しますよね。そこで新規の音声を聞くのは効率が悪いんです。

初めての英語音声は集中できる場所でリスニングしたほうがいいです。そしてそうやって学習し終わった音声を、外では繰り返し聞いて復習する。

外でリスニング→家で確認ではなくて、家でリスニング&確認→外で復習が正解です。

関連:リスニングの正しい勉強法はコレ【発音を身につけて易しめの英文を大量インプット】

 

2. 内容をまだ完璧に理解してない英文をひたすら音読

最強の外国語学習法とされてきた音読。しかし実は注意点があって、ここを間違えると効果がフルに発動しません。

注意点というのは、「完璧に理解している英文を」音読する必要があるということ。

理解の不十分な英語をいくら音読しても、それほど効果は出ないんです。

自分に理解できる範囲内の英文を用意して、単語と構文を完璧に把握し、それを音読していくのが正解です。

 

3. 音読のときにモデル音声を用意してない

もうひとつ音読の注意点。実は音読にもモデル音声が必要です。

自己流の発音でがむしゃらに音読すればいいというわけではなくて、最初はネイティブのモデル音声を真似て発音にも気を使う必要があるんです。

だから僕は音読とシャドーイングを一体化させることをおすすめしています。どちらかといえばシャドーイングメインになってきます。

音読をする人はいても、モデル音声を活用できている人はそんなに多くないと思います(僕はできていなかった)。音声利用はほんとに穴になりがちなので、よくよく意識しておくことをおすすめします。

関連:科学的に正しい音読の方法はこれ【音声利用が不可欠】

 

4. 英単語暗記を軽んじてしまう

アルファベットのフレーム

英単語の暗記学習ってなんか初心者がやるものみたいなイメージないですかね?

僕はそう思っていたんですよね。だから大学受験が終わったあとは、英単語学習はまったくしていませんでした。

ところがこれが罠なんです。中学と高校で習う英単語だけでは、絶対量が圧倒的に不足しているんですね。この状態のままだと伸び悩みます。

中級者レベルになって「どうも実力が伸びないな」と感じたら、英単語増強に手を出してみるのもおすすめです。

ちなみに英文法に関しては中学と高校の知識だけでほぼ完璧ですので、追加の学習は必要ありません。

関連:洋書を読めるようになる英単語学習【参考書はこの2種類でOK】

 

5. 難しすぎる英文で多読を試みてしまう

英語学習のコアに置くべきなのは大量インプット。そして大量のインプットの方策のひとつに多読があります。

でも実は多読が効果を発揮するにはある条件を満たす必要があるんですよね。それが「文章中に登場する単語の大半(できれば98%)を理解できる本を読む」ということ。

知らない単語がバンバン出てきたり、難しすぎる構文ばかりだったりする洋書をいくら読んでも、思ったほど力は伸びないので要注意。

そういう難しい本をしっかり読もうとするとどうしても時間がかかりますから(いちいち辞書を引くなどで)、時間あたりのインプット量がダダ落ちになり、多読になっていないというケースも多いです。

多読をするならちょっと易しすぎるぐらいの本を選ぶのがコツです。

関連:英語の多読から効果を引き出す方法【3つのコツと注意点】

 

6. その場で思いついたでたらめな英語でひたすら英文ライティング

『英語達人列伝』の斎藤兆史によると、「英作文は英借文」です。

お手本となる英文から文章表現を借りてきて、それをアレンジして書くのが正解ということ。

逆に自分の頭でゼロから英文を考え出そうとすると、ほぼ確実にむちゃくちゃな英語になってしまいます。

そしてそれを繰り返しているうちに、変なクセがついてしまう。一度クセがついてしまうと、それを除去するのはなかなか大変とのこと。

だから英作文のトレーニングをするなら英借文を意識しましょう。

関連:英作文のおすすめ参考書はこの4冊【短文から長文エッセイまで】

 

7. 英会話スクールに参加するも実はぜんぜんアウトプットしてない

英語のアウトプットの場といえば英会話スクールが王道です。

しかし実はここにも罠があって、しゃべっているのは講師や他の受講生ばかりで、自分のアウトプット量はぜんぜん少なかったということがありがちなんです。

なんかこう、参加しただけでアウトプットのトレーニングをした気分になってしまうんですよね。実際のアウトプット量が稼げているかどうかをチェックしてみることが必要です。

この罠を回避するためにもマンツーマンのスクールにするほうがいいです。

さらにおすすめなのはオンライン英会話を受けてみることですね。

関連:オンライン英会話への初挑戦まずはここから【初心者におすすめ4社】

 

まとめ

以上、英語学習の初心者が陥りがちなトラップについて解説しました。

1. 空き時間で新規の英語音声をリスニング
2. 内容をまだ完璧に理解してない英文をひたすら音読
3. 音読のときにモデル音声を用意してない
4. 英単語暗記を軽んじてしまう
5. 難しすぎる英文で多読を試みてしまう
6. その場で思いついたでたらめな英語でひたすら英文ライティング
7. 英会話スクールに参加するも実はぜんぜんアウトプットしてない

ここらへんを意識して回避していくだけでも、長期的にはものすごい差が出てくるでしょう。

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