英語学習のやる気を維持するコツは?【複数の動機づけをミックスせよ】

英語の勉強なかなか続かないなあ。最初はやる気あるんだけど、しばらくすると失速する。やる気を持続させる方法ないかな…?

英語を身につけるには長期的な学習が必要。そして長期的に学習を続けるには、ある程度のやる気が欠かせません。

といっても、上手いこと学習を継続できるケースはまれです。なぜやる気が持続しないのか?

第二言語習得研究では、やる気のことを動機づけと呼びます。学習が途中で失速する場合、この動機づけに問題があるパターンが多いです。

どうすればいいのか?動機づけには色々な種類があることを理解する。そして複数の動機づけをミックスする。この2つが重要です。

今回はこれを見ていきましょう。

統合的動機づけと道具的動機づけ

動機づけ(やる気の源泉みたいなもの)には色々な種類があります。大きく分けると、統合的動機づけと道具的動機づけに分類されます。

まずは統合的動機づけ。これは外国の文化や人々に対する興味が、モチベーションにつながることをいいます。

たとえばイギリスの音楽が大好きで英語を勉強したくなったり、インドのゆるい文化が大好きでヒンディー語を勉強したくなったり、中国からの留学生と友だちになって中国語を勉強してみたくなったり。

こうした統合的動機づけをもっている学習者は外国語の習得に成功しやすいことを、いくつもの研究が明らかにしています。

 

つぎに道具敵動機づけ。これもわかりやすくて、具体的な利益を得るためのツールとして外国語を習得しようという動機づけをいいます。

たとえばいい大学に合格したいから英語を勉強するとか、就職に有利になるから英語を勉強するとか、留学のための試験で高得点を取りたいから英語を勉強するとかですね。

道具的な動機づけがはっきりしている人は、そうでない人よりも外国語の習得に成功しやすいです。

ただロバート・ガードナーらの研究によると、道具的動機づけよりも統合的動機づけのほうが長期的に効いてくる模様。道具的動機づけの場合、目標を達成したらモチベーションが維持しにくくなってしまうからでしょうね。

複数の動機づけを持つようにしよう

動機づけには統合的動機づけと道具的動機づけの2種類があることがわかりました。

この動機づけがグラグラしていると、英語学習は続きにくいです。たとえば「英語ができるとなんとなく有利そうだから英語を勉強しよう」みたいな動機づけだと、失速の可能性がマックスになります。

どうすればいいか?どれか一つの動機づけを強烈に持つことも手ですが、やろうと思ってできることじゃなかったりしますよね。

 

ここでおすすめなのが、複数の動機づけを掛け合わせることです。なくはないかなと思える動機づけの芽を自分のなかに探して、それを混ぜるんです。

たとえば好きな洋楽アーティストの情報を英語で追えるようになることと、学校のテストで高得点を出すことを同時に目標にするとか。将来的にオーストラリアに移住することと、現在の時点でTOEICの点数を上げて昇進することを同時に目標にするとか。できるだけ統合的動機づけと道具敵動機づけの両方を混ぜるのがコツです。

いわば動機づけの分散投資です。こうすればどれかが折れても他でカバーできます。長期的にモチベーションを維持できる確率が上がるんですね。

 

燃えるような動機づけを一つ長期的にもてと言われたら、ほとんどの人が困ってしまうでしょう。でも、そこそこのモチベーションの芽をいくつか組み合わせることなら簡単にできます。

異なる複数の動機づけを混在させること。これが英語学習を長期にわたって継続させるコツです。

まとめ

最後に内容をまとめておきます。

・英語学習のモチベーションが失速するのは動機づけがあいまいだから
・動機づけには統合的動機づけと道具的動機づけの2種類がある
・異なる動機づけを複数もつことで失速のリスクを減らせる
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